どうも、百合おじです。
今回はマンガワン/裏サンデーで連載中のたみふる先生作「付き合ってあげてもいいかな」の感想となります。
この漫画は2018年末~2019年始にかけて発掘した百合漫画の一つなのですが
一番良かったのがこれ!!!!
間違いなく自信を持ってオススメできる一冊ですね。
あらすじ
私に、彼女ができました。
超モテるのに「好きな人と両想いになったことがない」パッと見いい女のみわ。
大学入学を機に軽音サークルに入り、絶対友達にならないタイプ!と思ったお調子者の冴子と急接近。
なんだかちょっと新しい扉が開いちゃう感じ…?
「せっかくだからあたしたち、付き合ってみない?」
軽音サークルの仲間たちと織りなす、ホンネの女子大生ガールズラブ!!
登場人物
・みわ
主人公。表紙左側の女の子。
”女の人しか好きになれない”ことを自覚しつつも、今まで恋が実った経験がないまま
JDになってしまった系女子。
冴子とサークルで知り合い、付き合うようになる。
・冴子
みわの恋人。表紙右側の女の子。
みわと同じく”女の人しか好きになれない”タイプだが、中学時代に彼女がいた事がある。
非常に性欲に正直で、みわとのファーストコンタクトも付き合うときも”抱くこと”しか考えてない。
舞台が大学の軽音楽サークルというのもあり、普通に男キャラもいます。
何ならみわ&冴子+男3人の計5人でバンド組んだりもします。
ですが、男が間に入ってくるとかはないので安心してください。
(むしろめっちゃいい奴)
ここすきポイント
個人的に特にどこが良かったかといえば、このシーンですね。
みわと冴子が部室でキスしているのをバンドメンバーに見られてしまい、冴子からメンバーにみわと付き合ってることをカミングアウトするシーンです。
こういうのだよ!!!!!
女の子しかいない不思議世界ではなく
ちゃんと男性が存在している世界での女の子同士で付き合うことへの葛藤!!!
そして何より不快じゃない男性キャラ!!!
この前後のシーン含めてこの回めっちゃ好きなので、是非読んで欲しい。
ここすきポイント その2
そして次に好きなのがこのシーン。
たまらん!!!!
こういう付き合って初めてのえっちでの本音の出し合いこそ、(付き合った後設定の)百合の醍醐味だと思うんですよね。
より深い繋がりを求める二人を見てニヤニヤしたくありませんか?
僕はしたい。(もうニヤニヤした)
世の中の「セックスするのはレズになるから百合じゃない!!」と騒いでる方たちはこういうシーンで心動かないんですかね。本当に百合好きなの(?)
まとめ
ガール・ミーツ・ガール+程よい生々しさ!!!!
ざっくり言うとこんな感じです。
作者のたみふる先生が1巻のおまけマンガで
「”付き合うまでを主に描いて、付き合うところで終わり”という恋愛漫画が多いけど、
どうせなら付き合って以降の行事やモヤモヤなど描きたいからこの漫画ができました」
と仰っていて
わかるなー!!!!!!!!!!!!
とクソデカ大声で頷いてしまいました。
「付き合った後のこの二人の話もっと見たい!!」というのは百合漫画に限らずよくある話だと思いますが、実際に付き合った後の話を描く百合漫画って結構少ないですよね。
そういった意味でも僕はこの「付き合ってあげてもいいかな」には滅茶苦茶期待してます!!
単行本発売に合わせて2件インタビューを受けてきました〜〜!作品を作ったきっかけや陽キャの話をしています🐤
— たみふる📖1巻1月11日発売 (@_tmfly_) January 11, 2019
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ではでは~