めんどくさい百合おじブログ

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めんどくさい百合おじさんが百合について語ります

アニメ開始直前なので「やがて君になる」の好きな点をまとめました。

どうも、やが君6巻を読んだ直後で感情の行き場がない百合おじです。

 

時間が経つのは早いもので1巻から追っていたやがて君になるが遂にアニメになり、気がつけば6巻も発売しているといった状況にちょっと戸惑っています。

やはり自分が初期から追っていた百合漫画がアニメ化するのはとても嬉しいものなので、この機会に僕なりの「やが君」の好きなところをざっくり挙げていこうと思います。

 

 

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・あらすじ

 

>恋する気持ちのわからない小糸侑は、中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが……

 

 

 

あらすじ通り、「やが君」は恋する気持ちがわからない「侑」と誰にでも好かれる優等生の「橙子」の二人による恋愛がメインの百合漫画です。

 

 

 

・好きな点その1:とにかくキャラクターが魅力的且つ面倒くさい

 

「めんどくさい百合おじさん」を自称してるだけあって、百合漫画における

「相手への気持ちが溢れる表現がとても好きなんですよね。そういうのを個人的に「めんどくさい百合」と言ってるのですが「やが君」にはそれが詰まっています!

 

例えば、今まで「好き」の気持ちがわからなかった橙子先輩が好きになった侑に対して「私のことを好きにならなくていいから、好きでいさせて」というシーンがあります。

 

 

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これ、最高じゃないですか(???)

 

 

普通なら「あなたのこと好きにさせて見せるから」とか「私のこと好きになってよ」とかラブコメの王道的な台詞が出てくる場面でも「好きにならなくていいから」って

 

 

これですよこれ。僕はこういうのが見たかった。

 

 

「好き」という気持ちがわからない侑の弱みにつけ入るようなこのズルい感じが実に「うわ~~~先輩めんどくさいな~~~~~!!(訳:最高)」となりますね。

 

橙子先輩は最初から一貫して「私のことを特別扱いしない侑が好き(だから私のこと好きになって特別にしないでね)」という””とてつもなく歪んだ愛””を読者に見せつけていました。

きっと僕が「やが君」に惹かれたのは”橙子先輩のめんどくささ”言っても過言じゃないですね。

 

 

・好きな点その2:ノンケがちゃんと相手に惹かれていく

正直ここでノンケっていう表現を出していいか悩んだ

 

百合というニッチなジャンルの中でも多種多様な好みがあると思います。

その中で僕は声を大にして言いたい。

「ノンケが徐々に徐々に相手に惹かれていく過程が最高」だと!

「やが君」にはそれがあります。

 

前述通り、初めて「好き」を知った橙子先輩が「好き」がわからない侑と一緒に学園生活をしていくのが「やが君」の話ですが、橙子先輩の「好き」に対して侑は最初から満更でもなかったところ」がこの漫画のミソだと思います。

「女の子同士で恋愛とか考えられない」のような真っ向否定は一切なく、「先輩のことを好きになりたい」という橙子先輩に対して真剣な気持ちで向き合ってる侑の姿がこの漫画には描かれており、ひとえに「ノンケが惹かれていく」だけではないのが魅力の一つだと思います。

 

というか!!

 

 

いくら「好き」がわからないからって、最初から満更でもないところに毎回毎回「好き」とか「大好きだよ」とか「私の以外を好きにならないで」とか言われたら!!!

 

そりゃお前・・・って話ですよ!!

 

橙子先輩はズルいよ・・・

 

 

・好きな点その3:男性キャラが皆良い人

 

「やが君」は異性同士で付き合うのが当たり前」な作品なので「男性が全く出てこないどころか存在すら消されてる」といったような最近(?)のアニメでたまに見るような設定はございません。

僕自身、「百合漫画に男が出てくるのは全く問題ないけど、最終的には女の子同士で付き合ってほしい」派なので、こういった要素はむしろ「女の子同士だけど好きになってもいいのかな・・・」といった百合に外せないイベントが待ち受けているので大歓迎です。

 

「やが君」の男性キャラは主に侑と橙子先輩が所属している生徒会のメンバーに2人いるのですが、その二人とも滅茶苦茶いい子なんです。何なら1人に関しては「侑と橙子先輩の関係性を知りつつも二人を応援している」といった所謂読者の代弁者」的な立ち位置なので、男性がちゃんと存在しつつも不快要素にならないという点も僕が評価している点の一つです。

 

 

 

 

以上。超ざっくりとしていますが「やが君」の好きな点を挙げてみました。

 

本当は「あのシーンの侑が!!」とか「学園祭の劇最高すぎない???」とか場面場面の好きなシーン(主に6巻)の感想を書きたい欲に駆られるのですが、それはまたの機会にしたいと思います。

 

それでは、毎週金曜日は「やがて君になる」を見ましょう!

 

 

 

 

 

ではでは。