【感想】「レズ風俗アンソロジー」(個人的に)ぶっ刺さりの執筆陣が織りなすレズセ描写でとても笑顔になりました。
どうも、百合おじです。
今回は4/27に一迅社から発売したほぼR-18百合アンソロ
「レズ風俗アンソロジー」の感想です。
うーん、表紙が神
はじめに
本題に入る前に
まず「レズ風俗」といえば今回の表紙兼本編の1話(?)を担当してる
「焔すばる」先生を真っ先に思い浮かべるのですが、皆さんは如何でしょうか?
何を隠そう僕は焔すばる先生の大ファンでして
コミケに行くと大体初手でこちらのサークルのR-18百合本を買ってニンマリしながら他の壁に走っていたりしてます。
何が言いたいかといいますと、今回の「レズ風俗アンソロジー」は
焔すばるが一般紙でアンソロジーに参加しているだけで買う理由になるということですね(信者脳)(大げさ)(好きなものは好き)
じゃあ本題行きましょう。
好きな作品その1 岩見樹代子「sugar cigaret」
こちらは
「レズ風俗内人気最下位(タチ)の子に人気No.1嬢(タチ)が手解きしてあげる話」
です。
「”愛”がない(相手の気持に寄り添わない)えっちをする嬢には客がつかない」と語るNo.1ちゃんからえっちの手解を受ける最下位ちゃんという構図ですが、手解きされていくうちに二人はだんだん親密な関係になり、最後は上達して人気No.1になった最下位ちゃんの元からNo.1ちゃんが去っていくという終わり方です。
この話の特にどこが好きかといえば
「お互い源氏名があるのに仲が深まった結果本当の名前を呼んでえっちするところ」がめちゃくちゃ可愛いです。
こういう”二人の関係が今までと変わった”描写にとても弱いので、ありえん刺さりました。
それとNo.1ちゃんが最後に
「もうタチでいられなくなっちゃった」
と言い残してお店から去っていくのですが、このシーンは
「最下位ちゃんに手解きするうちに好きになってしまいタチからネコに変わってしまった」ということに気づき
「あーーーーーずるいわこれーーーーー(限界)」
となり、僕は尊みの粒になって消えた(完)
そんな岩見先生といえば、今僕が激推ししてる「ルミナス=ブルー」を百合姫本誌で連載中ですが、その連載の傍らでえっちなレズ風俗アンソロに参加してるのもあって更に好きになりました(?)
もうマーージで絵も作風も好きなので、何かの気まぐれでこの駄文を読んでいる方は
「ルミナス=ブルー」をよろしくお願いします。
好きな作品その2 ななつ藤「いちばんのひと」
こちらは
「彼女と思っていた子に一方的に振られた女の子がストレス発散の為にレズ風俗のNo.1嬢に抱かれる話」
です。
今回の1冊の中で一番えっちシーンがえっちな漫画だと思います。
それだけでオススメする価値があると言っても過言じゃない。
こっちの漫画のNo.1ちゃんも
「愛のあるえっちが一番気持ちいいから一晩だけの関係でも私のことを”好き”になってもらいたい」
とNo.1嬢としての””圧倒的な凄み””を見せてきます。
その”凄み”と”テクニック”にやられて女の子ちゃんは実際に「好き」になってしまうというのがこの話オチが・・・
いいね~~~~~~~~~~!!!
やっぱりイチャラブえっちが大正義なんですよね。
おわりに
今回紹介した2作を選んだ理由としては
アンソロジーという一人(だいたい)10~20P前後の漫画の中でも
「女の子二人の心の動きがよくわかるシーン」が丁寧に描かれていたのが最大の理由です。(もちろんその中でも絵柄、作風の好みはありますが)
どちらの漫画とも「レズ風俗」というコンセプトでも「愛」に焦点を絞っていたので
”関係性のオタク”としては大満足でした。
最近何かと百合アンソロが多い中でも「百合結婚」とか「レズ風俗」とかコンセプトがはっきりしてるものは読者的にもわかりやすくて好きですね。
おわり