どうも、百合おじです。
今回はコミック百合姫で連載中の岩見樹代子先生作「ルミナス=ブルー」についてです。
こちらの作品、先月(百合姫2018年12月号)から連載が始まったのでまだ書籍化はされていませんが、1話を読んだ瞬間に「ありえん名作が出てきてしまった・・・」と頭を抱えました。
せっかくブログもあるし、いつも以上に「この駄文で誰か一人でもこの作品が目についてくれれば!!」という気持ちに駆られております。
【お知らせ】10/18発売のコミック百合姫12月号より新連載『ルミナス=ブルー』はじめさせて頂きました。ぜひ女の子たちの恋をファインダー越しに覗くような感覚で、そっとお読み頂ければ幸いです!よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/LMu8rIWfQ6
— 岩見樹代子 (@okome103) October 18, 2018
・あらすじ(ざっくり)
転校してきたカメラオタクの主人公が廃部となってしまった写真部を復活させるためにコンクールの題材として笑顔がとても素敵な女の子二人の写真を撮る話。
超ざっくりとしたあらすじですが
僕がこの作品に惹かれたのは絵の繊細さと1話の引きの良さですね。
特に見開き2Pのカラーページから感じるこの儚い雰囲気がとても好きです。
岩見先生の漫画はルミナスブルーが初になるのですが、こんなに”綺麗"が詰まった絵があるのかと!これを発掘した百合姫編集部を褒めちぎりたい。
また"カメラ"というテーマが「限りある一瞬を記録するもの」と言う意味でも百合との相性が抜群だと言うことに気付かされました。
「女子高生」という限られた時間の、「女の子同士(百合)」という触れたら壊れてしまいそうな儚く尊いものと、それを記録する「カメラ」というアイテム。
この題材、最強か?????
こういう新連載と出会うから百合姫買うの辞められないんだよな~~~~!!!!
また、一般的な百合漫画と違うのが
「主人公が”百合(恋愛)”の当事者ではない」こと。
ゆるゆりの話ではない
主人公は”写真を取ること”に一貫していて、↑の画像の被写体の2人がメインの百合として話が進んでいきます。現時点で2話までしか掲載されていませんが、この設定は他の作品と異質を放っていて個人的にとても面白い。
勿論、百合は百合で頭を抱えてしまうようなとんでもないものがあります。
というか
2話のラストまで見て欲しい!!!!!
まだ全然追いつけるから!!!!
特に2話の最後は「主人公が当事者ではない」設定を余すことなく使っていて、
百合的な意味で「ずるいな~~~~~~~~~~~~!!!」の一言に尽きます。
「これで頭抱えないやつおる???」って感じなので全人類にこの感覚を味わって欲しい。
コミック百合姫の「ルミナス=ブルー」みんな読んでくれよな。
僕より