どうも、百合おじです。
今回は2/27に発売された
「White Lilies in Love BRIDE's 新婚百合アンソロジー」 (以下新婚百合アンソロ)
の感想です。
ウェディングドレス×ウェディングドレスって最高ですよね・・・
前置き
百合好きの方なら既にご存知かと思いますが
今、商業百合漫画界はアンソロ戦国時代を迎えております!!!!!!
この「新婚百合アンソロ」と同じ2/27に
・百合ドリル応用編
・百合ドリル難問編
・いちゃらぶしかない百合アンソロジーコミック
・SHIBUYA ギャル百合アンソロジー
というように
一迅社とKADOKAWAから計5冊も百合アンソロが発売される異様な自体が起きています。
更に、今月末には2冊、4月末には3冊と発売が決まっており
「急にどうしたんだ・・・?」と言いたくなるような混沌とした状況ですが
一つだけ言えることは「商業百合が勢いづいてる」 ということです。
ただ、このブームとは裏腹に1読者、1百合オタクからすると
「これ絶対読者側が食傷気味になってすぐブーム終わるやつだよ」と言いたくなりますね。
結局の所、この百合アンソロ戦国時代にどう折り合いをつけていくかは全て買う側に委ねられているので、無理をせず評判を見てから品定めするのが一番賢いかもしれません。
まあ僕はとりあえず全部買いますけどね!!!
滅茶苦茶前置きが長くなりましたが
この百合アンソロ戦国時代の中でも格別オススメなのがこの「新婚百合アンソロ」というお話です。
ここすきポイント1「わかりやすいコンセプト」
この新婚百合アンソロの好きな点の一つですが
「アンソロとしてのコンセプトがわかりやすい」のが個人的に好印象です。
「そんなのタイトルと表紙見れば誰だってコンセプトわかるでしょ」と思うかもしれませんが、違うんです。
「初見で目を引かれて買いたくなるか否か」がアンソロジーコミックにとっては何よりも重要な事(だと勝手に思っている)。
ひとえに”百合”といっても様々なシチュエーション、関係性がある中で
「新婚百合」と言われるとそれだけで
「あ、これは女の子同士が結婚してイチャイチャする百合アンソロなんだな」とわかります。
シンプル is ベスト
これに尽きますね。
ここすきポイント2「新婚補正のひたすら甘い空間」
「新婚」って世間一般から見ると一番楽しい時期だと言われてるじゃないですか
この漫画はひたすらその甘い空間が続きます!!!
鬱展開なし!
ページ数も十分!
何より幸せそうな2人の女の子!
これ以上百合豚として幸せなことはあるでしょうか?
いや、ない(断言)
やっぱり百合漫画にはハッピーエンドが必要なんですよ。
思春期の勘違いオチ、男に取られるオチ、成就されないけど想い続けるオチetc...と
(アンソロ含む)百合漫画にもこういう話がちょくちょく見受けられますが
僕は二人の女の子が幸せそうに笑っている事が何よりも好きなので、
今回の「新婚百合アンソロ」のように「幸せ」しかない百合漫画は疲れた現代人にとって本当に素晴らしいと思います。
今回のイチオシ漫画
僕が今回のアンソロで一番気に入ったのは
桐山はるか先生の「斯くして二人はこの先も」です。
絵柄が個人的に好きというのも勿論そうですが
「好きな人がいる当たり前」に慣れてしまったせいで、出会ったときのドキドキや相手に向けた感謝や好きという気持ちを伝えなくなってしまうのはきっと百合漫画だけじゃないと思います。
「結婚生活の中でなあなあになってしまったものを思い出させる」というのは
何とも現実的で、尚且グッと来るものがありましたね。
この後二人は家に帰って滅茶苦茶イチャイチャしてほしいな~~~~~
まとめ
ウェディングドレス×ウェディングドレスは百合にしかできない最高の幸せなのでもっと百合漫画界で百合結婚が広まってくれ!!!
そして新婚百合のアンソロ第二弾を出してくれ!!!!
久々にぶっ刺さる百合アンソロに出会えて僕は幸せです。
おわり