【感想】「草薙先生は試されている。」今の流行りは年の差(歳の差)百合。
どうも、百合おじです。
今回は僕がとても好きな「私と彼女のお泊り映画」の
安田剛助先生の「草薙先生は試されている。」1巻の感想です。
ありがたいことに以前書いた「お泊り映画」の記事にコメントを頂きまして、
その件を思い出しこの「草薙先生は試されている。」の単行本を読んでみたところ
こ、こいつはやべえ!!!!!!
とウキウキになってしまいました。
やっぱり安田先生が描く百合は最高だな~~~~~~!
お泊り映画ファンも、そうでない百合好きにも読んで欲しい一冊ですね。
あらすじ
>15年前に諦めたはずだった親友(♀)への恋。
その愛娘・一姫が自分の教え子に!?
彼女の猛烈アタックにたじろぐ草薙先生(♀/36)の試練の刻が始まる!
と言ったように
基本設定はかなりカオスです。
かつて好きだった親友の娘(12歳)にアプローチされる草薙先生(36歳)という図、中々業が深いというか罪深いというか(?)
登場人物
・草薙先生
表紙の赤面してる方の女性。
あらすじ通り、15年前に親友に恋をしていたけどそれを諦めて大人になってしまった人。ただ、1巻冒頭から好きだった親友に瓜二つの一姫ちゃんのアプローチに一瞬で落ちかけてしまうチョロい一面がある。
実は未だに親友への想いを引きずっている。
・一姫ちゃん
初っ端から草薙先生に惚れている中学1年生。
学生時代のお母さんと瓜二つの顔をしているが、性格は一姫ちゃんのほうが大胆らしい。
・八重さん(一姫ちゃんの母)
草薙先生の親友にして、一姫ちゃんのお母さん。
結婚してからは草薙先生と疎遠気味だったが、一姫ちゃんを通じて再び会うようになる。
学生時代、本当は・・・。
・黒澤さん(フルネームは黒澤麻由美)
一姫ちゃんのクラスメート。
かなり引っ込み思案で料理がとんでもなく下手。
小学生からバレーボールをやっているためスポーツはできる。
前作「私と彼女のお泊り映画」のカップルの片割れ。
つまり
「草薙先生」は
「お泊り映画 エピソード・ゼロ」である。
(前日談というだけで舞い上がれるぐらいには前作が好きすぎる)
・感想
12歳と36歳の年の差百合。百合でなくともかなりハードルが高い部類になると思いますが、この「草薙先生」は基本1話完結の4コマなので年の差特有の”重さ”を感じさせません。
テンポも良いのでかなり読みやすいと思います。
そして何より草薙先生も一姫ちゃんも可愛い!!
安田先生の漫画はメインの2人がとにかくキャラが濃いので、必然的に好きなれますね(?)(信者並感)
二次創作に比べてオリジナルの百合は”如何にキャラに魅力を持たせるか”が重要(というか全てと言っても過言じゃない)ですが、それを簡単にできてしまうのがこの作家の恐ろしいところ。
そのキャラの魅力が詰まってる第一巻描き下ろしの「草薙先生は試されていた。」
が個人的に滅茶苦茶好きです。
ぶっちゃけ、このおまけ漫画で心が救われました(大げさ)
色々と先が見えない歳の差百合の答えというか
詳しくは単行本を買って是非読んでいただきたい。
このおまけ漫画は連載HPの「ツイ4」にも掲載されていません。売り方が上手い!
お泊り映画ぶりの安田先生の百合漫画ということで、今後に滅茶苦茶期待してます。
2巻に該当する部分は黒澤さんの話が沢山載っているのでまた色々書き連ねたいです。
ではでは~