【感想】「とどのつまりの有頂天 1巻」が尊すぎて語彙力を失ってしまった話。
どうも、最近は王道の良さをしみじみと感じている百合おじです。
今回はヤングコミックにて連載中のあらた 伊里先生作「とどのつまりの有頂天」1巻の感想です。
百合ラブコメ『とどのつまりの有頂天』1巻が9月10日に発売されます!書店特典やフェアなどいろいろありますのでよろしくお願いします!
— あらた伊里@とどつま1巻発売中 (@aratairi) September 6, 2018
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あらすじ
>山奥から都会の学園に転校してきた美古都は、学校になじむことができず、学園内にひっそり佇む神社に入り浸っているが、生徒会書記の猫崎蓮の取り計らいで巫女部を作ってもらうことに…!?巫女×田舎JK×部活(8割ぐーたら)なドタバタ百合コメディ!
僕個人としては久々に恋愛が主体じゃない日常+ギャグ系の百合漫画に触れるな~といった感じで気軽に1巻をポチったわけなのですが・・・
これがまーーーーーーあ!ぶっ飛んでるわけですよ!!(良い意味で)
申し訳ないことに、同じあらた伊里先生が過去に商業誌で連載していた百合漫画の
「総合タワーリシチ」を知らないままこの作品に触れてみたのですが、「ドタバタ百合コメディ!の謳い文句がここまで似合う作品もないのでは?」というぐらいギャグも百合も良い意味でぶっ飛んでます!
でも決して百合がおまけではなく、むしろぶっ飛んたギャグの中に見え隠れする百合に「きたきたきたきたこれこれこれ!!!」という高揚感のようなものを感じてしまうので、この作品は麻薬かもしれません(?)
とりあえず、ざっくりとした話は
「”有頂天部”というマイナー部が集まってできた部活で登場キャラがワイワイしつつあら^~な関係になる」
です。
メインの有頂天部には既に(?)カップリングが決まっていて
・主人公の美古都(みこと)ちゃんとヒロイン(?)の猫崎さん
メインカプだけあってこの二人がとてもアツい。ラブコメにありがちな勘違いから始まる恋なのですが、美古都ちゃんが猫崎さんに惚れていく過程がとても丁寧。というかずるい。
一巻の始まりと終わりでここまで見方が変わる主人公も中々いませんよ。
美古都ちゃんの「好きになって欲しいんじゃなくて自分が行動して振り向かせる!」って考え方がイケメンすぎて笑顔になってしまう。
今後が一番気になるカップリングですね。
・点滴台(たっくん)と寝袋(夜空)
メインの二人とは打って変わって
「物語開始時点から恋人同士の幼馴染」
という世界中の百合おじさん達がこのパワー設定に一発KOされてしまうくそつよカップルです。
この二人に関しては、この作品がハイテンションギャグで進む中で突然百合を思わせるシーンが出てきて、もう少し読み進めると完全に恋人同士なのが判明して
「ああああああ(尊死)」と言った感じでやられました(何も伝わらない)
やっぱり幼馴染で恋人同士ってずるいって!!
しかも片方は寂しがり屋の甘えん坊ってさ、そんなんみんな好きになりますやん。
この二人の激ヤバシーンだけでも価値があるのでこれ目当てで読んでほしいです。
絶対後悔しないので。
※上記2つのカプとは別に有頂天部にはもう二人部員がいるのですが、そちらの二人はまだ本編で明確な恋愛描写がないため割愛。
・まとめ
ここまでぶっ飛んでるギャグ百合に初めて触れたので最初は「このノリ凄いな・・・」とも思いましたが、読み進めていくうちにギャグに隠されていた”とてつもなく濃い百合”に気付き始め、結果見事にハマってしまいました。
ギャグが主体ではあるものの、百合要素がLikeではなくLoveなことが個人的にはとても気に入っています。
百合おじさん的に百合は明確に恋心を持っている作品のほうが好きなので。
美古都ちゃんと猫崎さんの今後がどうなるのか、とても楽しみなので2巻でもまた駄文を書き連ねたいと思います。
ではでは