【感想】「熱帯魚は雪に焦がれる」夏に読みたいオススメの百合漫画【重版決定】
どうも、めちゃくちゃ暑い時期になって溶けてる百合おじです。
夏といえば海!海といえば魚!魚といえば水族館!!!!
というわけで(?)今回は水族館部をテーマにした百合漫画
萩埜まこと先生作「熱帯魚は雪に焦がれる」の感想です。
・あらすじ
>都会の高校から、海辺の田舎町にある七浜高校へ転校してきた小夏は、周囲にうまくなじめずにいた。そんなとき、七浜高校水族館部のひとり部員である小雪と出会う。小雪は周囲から高嶺の花と思われており、そのイメージ通り振る舞うことに、少し寂しさと息苦しさを感じていた。異なる孤独を抱えて、お互い惹かれたふたりは――?
最初に言わせてください
めっっっっちゃ尊い・・・
僕「ラブコメの波動を感じる」
成績優秀で暇人で周りからの評価は高い優等生
だけど、友達はおらず部活である水族館部は部員1人だけ
放課後遊びに行く相手もいない。
「友達が欲しい」という自分の本心を誰も理解してくれない中、転校生である女の子が自分の部活に興味を持ってくれて、ちょっとしたきっかけで自分の本心に気づいてくれる。
僕「好き・・・」
そもそも、あらすじの「異なる孤独を抱え、お互いに惹かれ合う二人は」っていう部分がずるいんですよ。一目見て百合だってわかるしそりゃ気になって買っちゃう。
2人の出会いからめっち百合ではあるものの、徐々にお互いがお互いに惹かれて行く過程がとても丁寧なのがこの作品の魅力だと思います。
間違いなく”特別”な相手にはなってきているのに、これを恋だと自覚していない状態
THE・ラブコメって感じがするので王道っていいですね・・・。
それと現時点で2巻まで発売しているのですが、この漫画は次巻への「引き」が上手い。
次の話が超気になるところで次巻へ続く!って感じなので
「あああああ早く次の話が読みたい!!!」という漫画的な楽しみも魅力の一つだと思います。
それと個人的にめちゃくちゃ好きなシーンがありまして
2巻のワンシーンなんですが、
女の子のこういう感情が好きすぎる。
相手のことが気になってしまうが故に空回りしてしまったり、本心とは真逆のことをしてしまったりというめんどくさい感情が出てくるのが恋愛の魅力だと思うんですけど、
それが百合だったら最高だと思いませんか?
最高なんだよなぁ…
めんどくさい感情の女の子が好きで本当に良かったー!!!!!
ちなみに、コミックウォーカーのバックナンバーから1話-4話まで続けて見れるの読んでみて欲しい。てか普通に単行本買って欲しい。
おわり