「エクレア bleue あなたに響く百合アンソロジー」を読みました
百合アンソロジーの「エクレア」シリーズ第三弾
「エクレア bleue あなたに響く百合アンソロジー」を読みました。
「エクレア」シリーズの魅力としては、今の商業百合漫画界を担う作者さんたちの
連載作品とは違う百合漫画を見れることだと僕は思っています。
「やがて君になる」の「仲谷 鳰」先生や、「あの娘にキスと白百合を」の「缶野」先生など(百合漫画界では)豪華な執筆陣が集ってこの「エクレア」という百合アンソロジーが作られています。
それに加えて、この「エクレア」シリーズは刊行ペースがとても早く、第一弾の「エクレア あなたに響く百合アンソロジー」が2016年11月26日発売なので、わずか1年2ヶ月で既に三冊目が発売されてる人気っぷり。
まさに創作百合好きにはたまらないシリーズとなっているんじゃないかなと思います。刊行ペース週刊マンガかな?
以下、「エクレア bleue」の中でも気に入った3作品の感想。
・「U35」先生の「ブルーライン」
今回の「エクレア bleue」の表紙の二人の女の子のお話。
アンソロジーコミックという短いページ数の中で1ページ目から二人の関係性がわかりやすく描かれている点がとても良い。更に言えばこの「ブルーライン」を読み終わった後に表紙の自転車に二人乗りしている二人を見ると微笑ましくなるような構成も良い。
やっぱり女の子はキスしてなんぼなんですよ。
・「未幡」先生の「運命の私」
運命の相手と恋に落ちるのを願っている女の子と、その運命の相手が自分だとわかってしまっている女の子の話。
こちらも上記同様1ページ目から二人の関係性がわかりやすく描かれている点が良い。
女の子は占いやおまじないを好むことが多いのはよく聞く話だが、それに頼って意中の相手と恋仲になりたい、素直に想いを伝えられないという女の子特有の可愛さ(めんどくささ)が魅力的。
やっぱり未幡先生の描く女の子の照れ顔は最高やなって。
・ヒロイチ先生の「恋色ドロップス」
両思いになる惚れ薬飴をあげる女の子とそれを舐めちゃう女の子の話。
一言いいですか
飴なんかよりこの作品の方が甘い!!!
もうね、あっまあまだよ!最初から両思いなのにお互い勇気がなくて惚れ薬の飴に頼っちゃうとかなんなん??可愛いなぁ!!
今回のエクレアの中で一番好きかもしれない・・・それとキス描写めっちゃいい・・・
ヒロイチ先生ありがとうございます。
以上、「エクレア bleue あなたに響く百合アンソロジー」の感想でした。
みんな買って。